9月初旬に収穫したツヴァイゲルトレーベを原料にした天王原ヌーボー。 表ラベルの作品は、僕も最近まで知らなかったのですが、安曇野市明科が生んだ天才版画家にして養蜂家であります、隠岐安弘氏の作品をお借りしました。養蜂場で急逝して10年がたったそうで、作品管理は故人の同級生有志でされているということでした。運よく僕のお気に入りの作品をお借りできました。前衛的な感じは、ワイン文化を安曇野に定着させられるかどうか、切り開いていく感じが表れていると思います。 ワインの中身もツヴァイゲルトレーベという珍しい使い方に挑戦しています。早熟系のツヴァイゲルトレーベをフランスに倣って全ぼう発酵をお願いしマセラシオンカルボニックしています。気軽に飲んでいただけたらうれしいです。今回限りかもしれませんが、マグナムボトルのみでコロナ解禁?を祝ってみんなでワイワイ飲めるように大きいサイズでの発売です。 解禁日は、11月13日辰巳琢郎さんを囲んで長野ワインを語るセミナーに合わせて解禁日としました。セミナー内容はただ今鋭意作成中ですので近日中に公開しますが、松本のブエナビスタ大広間で午後2時から開催予定です。要チェックです。
6年目になる垣根仕立ての龍眼ですが、9月になってから急速に色づき始めました。色づいたと言ってもグリ色です。 棚仕立ての普通の龍眼に比べて小ぶり、小粒な感じです。棚仕立ての場合は、肩を落とし先を落として子房に仕上げるのですが、わが園の垣根龍眼はそのまま放任です。 放任ですが、勝手に小粒、子房になるので凝縮感はあります。酸は今年の残暑に負けずに残っていますのでどのように化けるか楽しみです。 今年は、伝統的なシュールリー製法により造ってもらいます。加えて、秘密の一ひねりを行いますのでワインを乞うご期待といったところです。 収穫は、10月中旬を予定しています。
一生懸命育成してきたシャルドネ。なんとか出荷する運びとなりました。多くの方々の汗の結晶です。感謝しかありません。今年は梅雨明け宣言は早かったものの、その後も断続的に雨が降り、9月を迎えております。湧水ポイントは2,3週間晴れが続くと涸れてしまうのですが、今年はずっと湧き続けました。珍しいことです。 ぶどうたちにとっては、病気との戦いで大変だったと思います。お疲れ様、と言ってあげたいです。