
昨年2025年は黒葡萄にとっては少々きつい猛暑の夏秋でした。 安曇野天王原地区は570メートルから630メートルまでの平均傾斜度13度くらいの地形です。西に北アルプスが控えており夕日が少し早めに陰りますので、標高の割には朝は冷えるのが特徴です。例年は北アルプスのおかげで少し冷涼な夏なのですが、2025年はさすがに暑かったですね。葉っぱの蒸散作用が暑さで活発化して果実内の貯まった栄養分を消費するほうが生産蓄積するよりも多くなると葡萄たちも苦しいようです。ただ、8月、9月はほとんど雨が降らなかったので水ぶくれしない例年に比べて小粒な葡萄になりました。 そんな年のツヴァイゲルトが出来上がりました。僕の最初の意図は、我が農園黒葡萄の中で一番先にヴェレゾンが始まり収穫も9月上旬なので、毎年の新酒としてリリースできれば面白いのでは、ということでした。 今回は、ツヴァイゲルト本来の味わいを出せるように、酵母は野生酵母主体で乾燥酵母補助、無補糖・無補酸、除草剤不使用、草生栽培でやっております。お化粧していないやさしい感じ、それでいて凝縮感もある味わいになっております。4月28日からデリシア明科店様、ファーマーズガーデン明科様では冷ケースに陳列して販売いたします。また、フレンチレストランのラトリエ‣デ‣サンス様レジ脇の自然派地元ワインコーナーでも販売いたします。 春野菜パスタなどのお料理のおともに合う気がしますし、これから暑くなってくるので冷やしても美味しいと思います。 表ラベルは地元安曇野明科の奇才版画家隠岐安弘氏の DANCE という作品をお借りしております。
リリースに向けてやってきましたが3月中旬より販売できる運びとなりました。前にもお話ししましたが2025年は猛暑の中ほとんど雨のない8月9月を過ごしました。今回リリース予定の2つの作品ですが両方ともブルードラゴンが描かれています。画は娘の作品ですが何年も温めてて5年後くらいにワインラベルとしての使用を認められ使っているものです。個人的な思い入れもありワイン自体とのバランスを考えて今回の2アイテムに使用しました。 天王原アルバリーニョ2025は徐々に収量は増えているものの反収500キロにも満たず勝手に収量制限となってしまいました。天候も相まって凝縮感のある味わいです。 天王原ヴィオニエ2025は今回初リリースのアイテムです。かつて、天王原にて1年アルバイトをしてくれていた方がいました。彼は、イタリア、フランスを何年も旅していた方で天王原の地を南仏の気候に似ているとのことで、ヴィオニエを勧めてくれました。その言葉を素直に信じてヴィオニエを植えやっとある程度まとまった量になりましたので今回のリリースにこぎつけました。
2025年の天王原は夏から秋にかけて雨がほとんどなく猛暑が続きました。白品種の酸落ちを気にしながら収穫タイミングを図り最高のぶどうが採れたと思います。委託醸造先ルミリュウ株式会社では、できるだけぶどうのポテンシャルを引き出すための造りをしてくれました。これからは表ラベル、裏ラベルの到着後、作業をしますのでなんとか3月にはリリースできるように頑張っています。 天王原アルバリーニョ2025は野生酵母のみの 山のアルバリーニョ といった感じで259本、天王原ヴィオニエ2025は南仏を思わせる感じがでていて面白く仕上がっていて103本。地ワインですので松本平中心に販売していく予定委です。