ぼーのふぁーむ明科のアイテム 地中物語 を想定したカベルネソービニヨン7割、メルロー3割で混醸するための作業講習会を実施いたしました。 参加者は、ソムリエさんとワインエキスパートさんの男性2名です。伝統的でシンプルな昔ながらの機械で手作業ですので、ある程度体力腕力に自信がないと仕事になりません。また、本気の講習会ですので、作業後の機械の洗浄、床の清掃までやり終えて講習会終了となります。お二人ともワインの専門家でワイン大好きの方々だけに、とても楽しそうに約1時間半の作業をしてくれました。3年後のワインリリースが楽しみです。 参加していただいた皆さん、講師を務めてくれたルミリュウ醸造家塩瀬さん、大変お疲れ様でした。 破砕部分 除梗部分 上の口から投入して手回しで回転させて、破砕・除梗をしていきます 除梗破砕機の解体洗浄、地味ですがとても大切な作業です 地味ですが、床の清掃。一番重要な作業と言えます。衛生的な醸造所を維持することは良質なワイン造りにかかせません
今年は平年に比べて平均気温で2度ほど高く推移した夏、秋を過ごしました。おかげで糖度が高く大変ありがたいことですが、収穫タイミングが難しいです。 品種によっては酸落ちが早くなってしまい糖度とのバランスが悪くなりますので、ビックビンテージかどうかは、収穫タイミングを上手にやったところは良いと思います。さて我が園はどうなのでしょうか?一年後を待たねばなんとも言えませんが、品種によっては糖度が25度26度と今まで9年間で見たこともない高糖度のぶどうもありました。うちのぶどうたちが良いワインに造っていただけますように祈ります。 アルプス初冠雪 カベルネソービニヨン旨し
3年前にそれぞれ50本程度バルベラとムールヴェードルを試験的に植栽しました。いよいよ今年が成り始める年になりました。 まだ成木になるまで2年ほどかかりますので、少ししか取れません。 今年は、ワインぶどう樹にとってはとても素晴らしい年となりました。糖度が上がり、梅雨明けからの少雨・猛暑が続きぶどうの粒が小粒になり凝縮感が増しています。 その分収穫量が落ちますので農家としては痛いところですが。 収穫タイミングも例年に比べて10日くらいは早めの収穫で推移しています。 9月30日にバルベラとムールヴェードルを収穫しましたが、とても糖度が高く単独では厳しいので混醸してみます。さてどうなることやら。2年くらい楽しみにお待ちくださいませ。 暑さをさけるための日傘 ムールヴェードル Brix糖度25度 バルベラ Brix糖度27度