桜が咲き始めそうな今日この頃ですが、この時期に合わせて新商品を2アイテム発売したいと存じます。 一つ目は、穂高の漆の芸術家髙橋節郎氏の赤漆を使った作品が目をひく、クラシックシャルドネ樽熟成2022です。 2022年は安曇野天王原では天候に恵まれて健全果が実りました。このシャルドネはクラシックというように酸化的なニュアンスのあるシャルドネですが補糖をしていないので果実味もあり熟成感もある普通のシャルドネワインとは一味違った味わいになっております。 二つ目は、これも高橋節郎氏の作品で地中物語にも使わせていただいている漆黒のラベルが目印のプライベートリザーブ2022です。 こちらの品種は、欧州系品種カベルネソービニヨン70%、メルロー30%で混醸しています。ぶどうはシャルドネと同じく健全に育ちました。 1空き樽と2空き樽を使って樽熟成しています。赤ワインにしてはすっきりした飲み口になっております。 販売店は直接販売もしておりますが、ファーマーズガーデン明科様にてまずは先行販売をして、準備が整い次第デリシア様店頭にて地元限定で販売していく予定です。製造本数も各400本程度と少ないため、安曇野地域や松本地域限定で少しずつ販売していきます。こちらにお越しの際はまずはファーマーズガーデン明科にお立ち寄りくださいませ。
2023年は暖冬で始まりました。桜の開花も平年より2週間早く咲きました。それでもぶどうの芽吹きは1週間程度早まった感じでした。早めの発芽により5月上旬に霜害が一部で発生しました。平年よりも暖かい状態で梅雨は平年並みかやや雨量が多かった感じでした。 梅雨明けは7月下旬で、そこからの猛暑は特徴的でした。平年よりも2度程度高温状態が続き9月、10月まで続きました。過去最高の暑い夏だとのことです。また、梅雨明け後は晴天率が高く極端な少雨だったことも今年の特徴です。ですから、ワインぶどうにとっては最高のワインを期待できる年となりました。各栽培者も標高750~900mくらいの方は11月まで引っ張って収穫した方もいらっしゃいました。弊社は、酸味もある程度残したいとの気持ちがあり例年通りの収穫にしました。
いよいよ年末ですね。今年一年本当にありがとうございました。おかげさまでコロナ禍を乗り越えてなんとかここまでワインぶどう栽培、プライベートブランドワインの販売を続けることができました。この場を借りてご支援いただいた皆様に御礼申し上げます。今年は満9年になりましたので、新たな取り組みとしてぼーのふぁーむの会員制度をスタートいたしました。すでに募集は締め切りましたが。過去7年間HPにて情報発信をしてまいりましてどのくらいの方がファンとして参加していただけるかドキドキでしたが、8名の参加申し込みをいただきましたことは大変有難いことです。 さて、いよいよ年末ということもあり、ぼーのふぁーむ明科の基幹売り場であるデリシア穂高店様の売場を拡充してワインをたくさん置かせていただきました。寒い時期ですから、赤ワイン主体にしておりますが、和食には白ワインもおすすめです。 前回もご案内の通り、輸入樽が約2倍に跳ね上がっていることや栽培、醸造にかかわる資材が値上がりしていることを鑑み来年1月から樽使用のアイテムを値上げいたします。4290円だったものが、5500円、6380円となる予定です。 トップキュベであり、高橋節郎氏の作品名を冠しているTales from the...