日本の研究機関「農研機構」のファイルを見つけることができました。
天王原ヴィンヤードは褐色森林土に覆われているとのことで「 有機物に富む暗色の表層、樹園地畑地では有機物含有量は少なく表層も薄い。次表層は遊離酸化鉄により一様に褐色あるいは黄褐色を呈し表層から次表層への粘土や遊離鉄の移動・集積は明瞭ではない。」というような特徴です。
今年は開墾して苗を植えてから10年になりますが、少しずつ天王原の風土が味に表現されてくるころかなと期待して励んでいます。
雨量は全国的に少なく、水はけも良い砂礫混じりの森林土、日照時間は北アルプスに西日が遮られてやや早めに直射は切れるような風土。北アルプスの風が時折北から南へ渡っていきます。ここからのぶどうの出来とワイン、とてもワクワクしています。