安曇野の住人は北アルプスのことを「西山」と呼ぶのですが、畑から西山を望むと、二つの象徴的な山が目に留まります。正面に見える山が常念岳、ちょっと右側に有明山。有明山は別名信濃富士と呼ばれています。 5月上旬のこの時期、日没まで畑にいるとちょうど有明山に夕陽がゆっくりと沈んでいきます。いい風景を見たなあ、とちょっと幸せな気分になる今日この頃です。
風が吹くとタンポポの種が飛び回る時期になりました。 新芽は、シャルドネがほぼ出そろいましたが、メルロやカベルネ・ソーヴィニョンはまだゆっくりしています。
一昨日からのまとまった雨と平年より暖かい最近の気候で、ぶどう樹たちが動きを速めています。シャルドネは2〜3枚の葉が出始めており、ピンク色のメルロも追いかけるようにして展葉し始めました。 昨年よりも10日くらい早く太陽の力を受け入れています。これから忙しくなりそうです。