アルプスの麓は寒い日々が続いていますが、少しずつ剪定作業をしています。この作業は、理屈道理にできないので自分で考えながら進めています。今年使う枝の位置、太さ、登熟度、主幹のどの辺にあるか、適切な位置に枝がない場合はセカンドベストをどれにするか、などを考えると、すべてのぶどう樹に個性がありますのですべてで考えながら剪定しています。期待、不安、悲しみ(虫が入って枯れてしまった樹)など様々な感情が出てきますね。
ぶどう畑のすぐ脇14アールを伐採抜根作業の後土壌改良材散布しました。さて何を植えましょうか。 この後、トラクタ耕起作業をして苦土石灰を土によく混ぜます。山の土壌は酸性になっているため、中性に近い状態に持っていきぶどう苗を4月に植えます。
2019年1月に当農園初の白ワインを限定100本で試作いたしました。初めての販売なので縁故を頼っての販売活動でしたが、おかげさまで完売いたしました。白ワインは Fieldシリーズで今回は、2017年収穫の安曇野市明科天王原100%シャルドネを原料として地元の安曇野ワイナリー様に委託醸造をお願いいたしました。テロワールを語るにはまだ早すぎますが、爽やかな柑橘系の香りと天王原の北アルプスの風を感じられる優しいワインになっておりました。 この経験をもとに今年5月を目標にして、Field 2018 天王原シャルドネ100% を300本限定で販売する予定でおります。次回からはネット販売もできるように準備していきたいと考えておりHPにてお知らせしていきます。 ご興味のある方はときどきHPのチェックをよろしくお願いいたします。