今年で15回目を迎えた「安曇野スタイル」の活動にぼーのふぁーむ明科として初参加いたしました。 安曇野スタイルと言えば、安曇野地域の工芸家、芸術家が工房を公開したり体験教室をしたりと身近な安曇野の芸術に触れる機会なのですが、わが園としては、ワインぶどう畑と北アルプスを望む風景を堪能していただく機会としてぶどう畑にて焚火をして、5年前の開墾時に切り倒した桑の木をコースター状に切ったものに焼印を押してもらう、というような感じでまったりとした時を過ごしました。分かりにくい場所にもかかわらず20名ほどの長野県内外の方がいらっしゃり、景色を楽しんでいかれました。 普段は農作業の関係で畑を公開していません。
ワインを世に送り出すに当って表ラベルについていろいろな構想を練っていたのですが、やはり日本古来の毛筆文字を使いたいと思いました。高校の時の文化祭で同期の子が書いた書道の展示にとても感動しました。というのも、僕は小中学と授業の書道が大の苦手で本当に才能がないと悩んでいたものでした。 そこで、2016年、成瀬政博さんの画をお借りする承諾をいただいた時に、母校の高校の国語の先生をしていた百瀬君に意を決してお願いに行きました。それまでは、同窓会でお会いする程度でクラスが違うのでお話する機会がほとんどなかったので、ドキドキでした。成瀬さんの画を見ていただきお願いしたところ、快く引き受けてくれました。嬉しくてまたまた感動。写真は、数か月後にいただいた作品です。ご紹介が遅れましたが、そんな想いのある題字です。これからどのようにワインの種類が展開していくか、乞うご期待です。
今までの経験だと、欧州系ワインぶどうは定植した年からブドウの花が咲き房をつけることが多く、ぶどうが成ることがすぐに確認できます。 善光寺龍眼の場合、定植1年目、2年目は花が無かったので、本当に大丈夫かと心配していましたが、3年目にして、初めて一つの樹に2房成りました。小さいですが。 全ての新梢に成らないことが不思議でまだまだ不安は尽きません。