2023年は暖冬で始まりました。桜の開花も平年より2週間早く咲きました。それでもぶどうの芽吹きは1週間程度早まった感じでした。早めの発芽により5月上旬に霜害が一部で発生しました。平年よりも暖かい状態で梅雨は平年並みかやや雨量が多かった感じでした。 梅雨明けは7月下旬で、そこからの猛暑は特徴的でした。平年よりも2度程度高温状態が続き9月、10月まで続きました。過去最高の暑い夏だとのことです。また、梅雨明け後は晴天率が高く極端な少雨だったことも今年の特徴です。ですから、ワインぶどうにとっては最高のワインを期待できる年となりました。各栽培者も標高750~900mくらいの方は11月まで引っ張って収穫した方もいらっしゃいました。弊社は、酸味もある程度残したいとの気持ちがあり例年通りの収穫にしました。
いよいよ年末ですね。今年一年本当にありがとうございました。おかげさまでコロナ禍を乗り越えてなんとかここまでワインぶどう栽培、プライベートブランドワインの販売を続けることができました。この場を借りてご支援いただいた皆様に御礼申し上げます。今年は満9年になりましたので、新たな取り組みとしてぼーのふぁーむの会員制度をスタートいたしました。すでに募集は締め切りましたが。過去7年間HPにて情報発信をしてまいりましてどのくらいの方がファンとして参加していただけるかドキドキでしたが、8名の参加申し込みをいただきましたことは大変有難いことです。 さて、いよいよ年末ということもあり、ぼーのふぁーむ明科の基幹売り場であるデリシア穂高店様の売場を拡充してワインをたくさん置かせていただきました。寒い時期ですから、赤ワイン主体にしておりますが、和食には白ワインもおすすめです。 前回もご案内の通り、輸入樽が約2倍に跳ね上がっていることや栽培、醸造にかかわる資材が値上がりしていることを鑑み来年1月から樽使用のアイテムを値上げいたします。4290円だったものが、5500円、6380円となる予定です。 トップキュベであり、高橋節郎氏の作品名を冠しているTales from the...
いつもご愛飲いただき誠にありがとうございます。 近年は世界情勢が不安定になり、為替も円安傾向が続いております。農業に関しましては、農薬価格の値上げ、機械の軽油、ガソリン価格の上昇、人件費の上昇などによりワインぶどうの出荷原価が上がっております。また、ワイン醸造に置きましては、樽を輸入に頼っております関係で5割以上の値上りをしております。このような中、企業内努力でいままで小売価格を据え置いて参りましたが、自助努力では事業継続が難しくなるような状況となっております。 以上のような事情を踏まえて、樽使用の商品につきまして、2024年1月より値上げをさせていただきます。ご愛飲いただいている皆様には大変ご迷惑をおかけすることになりますが、世界情勢に鑑みご理解をよろしくお願い申し上げます。なお、酒販店様には在庫がございますので年内のご購入をお勧めいたします。 今後ともぼーのふぁーむ明科をご愛顧のほどよろしくお願いいたします。