雑木林を開墾して、欧州高級品種のアルバリーニョを定植して5年になりました。 3年目には鹿の食害によりほとんど収穫できませんでした。そこで、防獣ネットでこの区画を囲い対策をした結果、昨年やっとワイン300本位作れる量が収穫できました。 和食や魚にも相性が良いと言われています。香りは白い花の香りでほのかに苦味もあります。酸化防止剤はとても控えめに使用していますので、直ぐに召し上がらない場合は冷蔵保管が必須です。 エチケットができあがりましたので一足早く発表します。ブルードラゴンの画は娘の作品でとても気に入っているので使わせてもらっています。 4月から安曇野市のいくつかの店舗に置かせていただく予定です。
2024年はぶどう樹にとって過酷な年でした。特に気温は夏から秋にかけて高温状態が続きましたので、品種によっては色付きが悪かったり、糖度が乗らなかったりしたものもありました。冬は暖冬で芽吹きが早まるかと思われましたが、3月に冷え込みが来て普通のタイミングでの芽吹きでした。その後梅雨時期までは例年並みでしたが、梅雨明け後からの猛暑は体力を消耗するものでした。最高気温は30度越えが続いたものの安曇野天王原地区では夜温は22度程度まで下がっていましたのでまあまあと言ったところでした。
いよいよ1週間を切りました。 JR明科駅から歩いて6分の龍門渕公園芝生広場にて14のワイナリー、ワインぶどう生産者が発売しているワインをお楽しみいただけます。 この地域は日本アルプスワインバレーと呼ばれており、塩尻から松本、山形、安曇野、池田、松川、大町まで、まさにアルプス山麓のちびっこワイナリーが龍門渕公園に集結します。おそらくですが、70から80種類のレアワインをお楽しみいただけると思います。 わがぼーのふぁーむ明科でもレアワインをお出しいたします。トップキュベの6,380円の2021年のものや、高橋節郎ラベル天王原A2021 5500円、パッション樽熟メルロ2021 5500円などをグラス販売、ボトル販売いたします。2021年は猛暑ではなく糖と酸のバランスが良い年でした。これらのアイテムは地元安曇野中心に販売しているので是非ともお試しいただければ嬉しいです。瓶熟3年を経過し飲み頃に差し掛かっているのではと思っています。 委託醸造先は明科のルミリュウ株式会社です。亜硫酸塩添加量を海外で言うところのビオワイン並み又はそれ以下に抑えて造ってもらっていますので、地元では必ず冷蔵ケースにて販売しております。ご存じの通り、常温の店頭で夏をいくつも乗り越えていくとワインは劣化しいていきます。美味しいワインは美味しく楽しんでいただきたく、スーパー様や直売所様には冷蔵ケースの必要性をご説明し、地元では必ず冷蔵ケース対応していただいております。 それでは、龍門渕公園会場でお会いいたしましょう。