長野県安曇野市明科天王原は、日本のほぼ中央部を走る北アルプス連峰の東麓、高瀬川左岸に位置しています。
安曇野地域は約3000万年前には日本海側へ開いたU字型の海でしたが、そこへ礫・砂・泥などの砕屑性堆積物、角礫凝灰岩、凝灰岩などの火山性砕屑岩類が堆積しました。
200万年以降から堆積盆地の陸化が始まり、60万年以降北アルプス連峰から山砂利が搬入されました。
天王原畑は押野山砂礫層が「押手沢}」の氾濫等で出来たミニ扇状地上にあり、土壌は砂礫主体。
地質断面図、地質図はクリックすると拡大します
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写真のように北アルプスのふもとに谷間のように広がる安曇平。白馬方面から南に流れる高瀬川左岸に小高い丘のように見える山地があり、アルプスを仰ぎ見る斜面に天王原ぶどう畑が広がっています。
2013年冬 明科天王原にて明科地域の農業を守る会中心に最初の65aの雑木林を開墾
(終戦後しばらくこの地域は桑園として活躍していました。)
2014年冬 隣接する270aの開墾実施
2015年春 メルロ2500本、シャルドネ2500本定植
2017年春 カベルネ・ソービニオン180本定植
2017年秋 メルロ、シャルドネ初の本格収穫
2018年春 長野県土着品種竜眼25本定植
2019年 1月試作品108本 Field 天王原シャルドネ2017発売
5月Field 天王原シャルドネ2018、Passion Barrel Aging 天王原メルロー2017発売開始
新たな開墾地にアルモノワール、カベルネフラン、シラーを定植。
2020年 ツヴァイゲルトレーベ30本定植
2021年 ヴィオニエ、ムールヴェードル、バルベラ、テンプラニーリョ、アルバリーニョ、ソービニヨンブラン
定植。開墾地は50a増加。
Video <2014年~15年 開墾の様子>
長野県の年間水量分布
Water