信州は安曇野市明科の山奥に昔の国鉄時代に使っていた線路が廃線となってしまったところがあります。その廃線は現在、明治の鉄道の面影が残ったウオーキングコースとなっています。その一番奥行政堺のところに、使われずにいる長いトンネルがありまして、僕は勝沼トンネルカーブみたいに多くのワイナリーさんがワイン瓶熟倉庫として利用してはいかかが、と思い、安曇野市にお願いして1年間温度記録計を置かせていただきました。その記録用紙がこれです。
温度推移(上段)/湿度推移(下段)をみると、夏8月8日から8月30日の期間で、温度約12度、湿度93%程度でほぼ変化しない状態で推移していました。
トンネルは山をくりぬいていますので土の厚さは100メートルくらいはあると思われます。やはり、海外でよくある地下セラーはワインが時を過ごしていくのに理想的な場所ではないかと思いました。冷房の電気代もかからないですし。