2023年は暖冬で始まりました。桜の開花も平年より2週間早く咲きました。それでもぶどうの芽吹きは1週間程度早まった感じでした。早めの発芽により5月上旬に霜害が一部で発生しました。平年よりも暖かい状態で梅雨は平年並みかやや雨量が多かった感じでした。
梅雨明けは7月下旬で、そこからの猛暑は特徴的でした。平年よりも2度程度高温状態が続き9月、10月まで続きました。過去最高の暑い夏だとのことです。また、梅雨明け後は晴天率が高く極端な少雨だったことも今年の特徴です。ですから、ワインぶどうにとっては最高のワインを期待できる年となりました。各栽培者も標高750~900mくらいの方は11月まで引っ張って収穫した方もいらっしゃいました。弊社は、酸味もある程度残したいとの気持ちがあり例年通りの収穫にしました。