2019年1月から3月は平年に比べて暖かく、月当たり降水量も数ミリと少なく乾燥した冬を過ごしました。その結果、発芽が昨年に比べて2週間ほど遅くなりました。開花も遅くなりました。また、梅雨は平年より10日程度長く安曇野天王原では7月29日まで雨模様で、その後から数日は急に晴天となり最高35度の日が続きました。メルロー樹はこの気候変化に対応できず一部で植物生理障害が起こりました。べレゾンは8月15日頃から始まりとても遅い色付きでした。
この厳しい経過から9月は一転晴天が続き遅ればせながら糖度が追いついてきた年です。
シャルドネはとても良い状態で健全な果実が収穫できました。
追伸 試験的に植えた善光寺龍眼2本の樹に3年目にして初めて各1つずつ果実が実った記念すべき年です。 安曇野天王原の垣根龍眼の実の写真です。