ワインを世に送り出すに当って表ラベルについていろいろな構想を練っていたのですが、やはり日本古来の毛筆文字を使いたいと思いました。高校の時の文化祭で同期の子が書いた書道の展示にとても感動しました。というのも、僕は小中学と授業の書道が大の苦手で本当に才能がないと悩んでいたものでした。
そこで、2016年、成瀬政博さんの画をお借りする承諾をいただいた時に、母校の高校の国語の先生をしていた百瀬君に意を決してお願いに行きました。それまでは、同窓会でお会いする程度でクラスが違うのでお話する機会がほとんどなかったので、ドキドキでした。成瀬さんの画を見ていただきお願いしたところ、快く引き受けてくれました。嬉しくてまたまた感動。写真は、数か月後にいただいた作品です。ご紹介が遅れましたが、そんな想いのある題字です。これからどのようにワインの種類が展開していくか、乞うご期待です。